「プロとして」が向く方向


親が子どもに、

ペット用のスタンガンで虐待していた。

というニュースを見た。

嫌なニュースではあるけど、

それよりも

ペット用のスタンガン??

にひっかかった。

なぜペットにスタンガンが必要なのか...

専門家にによると、

犬の躾を生業にしている人が、

使うものだと言う。

ペットが好ましくない行動

をとったときに、電気を流し、

ダメな行動だと教えているそうだ。

「電気を流すのは、

シチュエーションやタイミングが

大事なので、

プロが使うのが好ましい」

と、専門家は話を閉めた。

プロとして、

好ましくない行動を教えるのに、

電気を流すのはありなのか!

思わず声に出してしまった。

昨年の台風で屋根が

飛んで以降、

いろいろな業者にお世話になった。

正直、

よくこの対応で成り立っているな

と思うところばかりだった。

簡単に説明すると、

こちらの話を聞こうともせず、

自分たちの都合を押し付けてくる。

そんな業者の決めゼリフが

「自分たちはプロとして仕事をしている」

「プロならプロらしく仕事しろ!」

こっちの決めゼリフはこうだ。

ただ、全ての人が使う

「プロ」

ということばに違和感を感じているわけではない。

お産のブログで紹介している、

助産師たちが発した

「プロ」ということばには、

何の違和感も持たなかった。

この違いは何かと考えてみると、

どうやら、

「自分たちはプロだ」

ということばの先にいるのが、

ことばを発した側に向いているのか、

聞かされる方に向いているのか、

ということだと思った。

自分の仕事に責任を負うという

覚悟を持った「プロ」と、

相手に有無を言わさずに

説得しようとする「プロ」。

2つの違いはここにある。

面白いもので、

前者は相手のためになることばであり、

後者は自分のためになることばである。

ペットの専門家の話に戻るが、

プロが使うのが好ましいという

ことばの裏には、

素人は使うなよって意味にも聞こえる。

プロだったら、

ペットに何をしても良いのか。

プロなのにペットのことも考えていないじゃないか。

仕事は否応なく、

人や命と関わるものだ。

それに敬意を払えないなら、

何のために仕事なのか。

これを忘れてはいけない気がする。

さあ、今日もプロとして

施術しようじゃないか。


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