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なぜオステオパシー④


前回の内容はこちらから。

カイロプラクティックに

触れてはみたものの、

抱えている悩みを解決できる

可能性を感じることはありませんでした。

どうやって身体全体を

みるのか。

カイロは背骨と、

そこから出てくる神経が中心。

では手足は見なくていいのか。

という問題にあたります。

それでも手足に対する手技を

教わったりもします。

当然これはいつ使えば良いの?

そんな疑問が出てきます。

だいたいの返答はこんな感じ。

「経験をつめばわかるよ」

これは、

「どうやって身体全体を

みればいいの?」

と質問したときと同じです。

はてさてどうしたものか...

進む方向がわからないものの、

学ぶことだけは続けました。

カイロの中にはさまざまな

流派が存在しています。

それによって、

施術の仕方が変わります。

僕の場合、カイロを教わっていた方から、

筋力検査というのを教わりました。

これをマスターできると、

神経を介して、筋肉が正常に

はたらいているかどうかを

瞬時に判断できるようになります。

そうすると、

姿勢をみることで、

ある程度

「この辺りに

問題がありそうだ」

ということが想像できるようになります。

筋肉が弱化する(はたらきが悪くなる)原因として、

その筋肉が動かす関節の歪み

背骨の歪み

筋肉と関係のある内蔵の問題

経絡の問題

などがあります。

内臓や経絡...

少し身体全体というイメージに近づいてきました。

内臓に対しては

主に身体にある反射ポイントを

使って施術していきます。

細かいことは省きますが、

ある臓器のはたらきが悪くなると、

身体の他の部位に小さな固まりができます。

それを緩めてやると、

臓器の機能が高まる

という感じです。

筋力検査を使うことで、

それまでとは大きく変わったことがあります。

それは、施術の効果を

「痛みがとれたかどうか」に

求めなくなったことです。

痛みにフォーカスしていると、

どうしても痛いところだけを

みることにつながります。

施術したことで、

弱っていた筋力がすぐその場で改善するため、

施術前に弱っていた筋力が

正常に機能するようになったか。

痛みの代わりに指標にできるものができたというわけです。

ちなみにこの筋力検査ですが、

いろいろなことを知ることができます。

先ほど筋力が弱くなる原因を挙げましたが、

その他の特徴として、

自分の身体に合わないものを

持っていると筋力が弱くなる

ということがあります。

例えば目の前にある食べ物が自分に合っているかどうか。

それを確かめるのに、

その食べ物を手に持って、

それまで正常に機能していた筋力が弱くなることがあります。

そうなると、その食べ物は合っていない。

ということになります。

ほかにも、

自分の身体の中で、

上手く機能していない部位を

触りながら筋力をチェックしたり、

何かネガティブな感情を抱きながらチェックしたりすると、

筋力が弱ります。

これで何が自分の身体に悪影響を及ぼしているのかが

特定できることになります。

本当に人の身体は面白いです。

今日はこのあたりで。

次回はまた別のカイロの話を。


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