私たちのお産15 ー温度差 part2ー


RKのブログを読んでくださっている方、

そして助産師さんや看護師さんに

よく言われることは

「最初の助産院で疑問を感じた時に、

よく違うところを探したね。」

ということです。

「大抵の人たちが、不信感や疑問を抱いても

『そんなもんだろう...』と諦めに近い感じでお産を迎えるのに...」

と。

おそらく、自分のことだけだったら

「他の“お産”の選択肢を探してみよう」

とは、ならなかったと思います。

けれど、当時

私の中にはまだ息づいて間もない生命があって

直接見たり

直接触れたりはできないけれど、

確かに”そこ”に生命があることを感じていた。

その生命をぞんざいに「扱う」ことはしたくなかったのです。

最初の助産院に抱いた感覚は仕事として「扱う」印象だったのです。

しかし、そうは言っても正直なところ

「どうしたらいいのか」

なんて思いつきもしませんでした。

私たちのお産6 で書いたように、

結構なショックを受けて

気持ちが沈んでいた私に

耳を傾け、提案をしてくれたのは

パートナー 健太でした。

決して最初に行った助産所が

”生命”をぞんざいに「扱う」とは思いません。

…先ほどから「扱う」という言葉を強調しているのは、

「そもそも“生命”を”身体”を

『扱われたくはない』。

産まれてくる私の赤ちゃんは”もの”ではない。

もちろん、私の体も」

という、私の思いがあったからです。

(パートナーとの会話を通して気づかされた「私の思い」です。)

だから、「信頼」して

私の身体(生命)と産まれてくる赤ちゃんの生命を

預けられるという印象を抱くことが出来なかったのです。

そのこと(これらの私自身が抱いていた思い)に「気づかせてくれて」

かつ、

「背中を押し」

一緒に「選ぶ」ことに

どっぷり付き合ってくれた

パートナー 健太の存在は

とてつもなく大きく、

アクションを起こすエネルギーを分けてくれました。

そのお陰で「私たちのお産」がある意味始まったんです。

今回の副題に「温度差」という言葉を選んだのは、

前回のパートナーとの「温度差」以外にも

医療従事者とお産をする人達の間にも「温度差」がある

と感じているからです。

それは、単に要望に応えろだのなんだのの話ではなく、

「お産」というすべての人が経験して

生を全うするまでの

始まりに関わる人(医療現場の人)たちも

疲弊し、現状を嘆いているということを知ったからです。

お産に臨む準備をしている人たち

お産をしたいと望んでいる人たち

に対して

お産の現場に携わる人たち

出来ることは

何か。

お産の現場に携わる人たちにも熱い思いがやっぱりあって。

現状と思いの狭間で葛藤されていたり、

それぞれの視点があるのだな…と。

しかし、それ(お産に携わる人の力)が存分に発揮出来ない現状にあるのなら

ここはやはり、

お産に臨む、お産を望む人たちの出番ではないでしょうか。

ただ提供されるものをそのまま鵜呑みにするのではなく、

それぞれの尺度で判断し、

何かしらの手段でお産に携わる人たちへフィードバックしていく必要が。

宮川さんたちが本当に私たちに寄り添ってくれたことで、

私たち自身も既存の情報に振り回されていることに気づいたり、

改めて自分たちで“選ぶ”という”選択”ができるように話してくれたり、

宮川さん達ができる事と想定出来うる範囲でのできない事、

(他の専門職に委ねる判断をどのように下すか)

そこに居る人たちで何ができるか、

もし、そこに居る人だけで対応できない場合はどうするか、

そんな話をしっかりとしてくれていた事で

事前に自分たちでチェックすることや

心の準備が徐々にされていたであろう、という事

不要な懸念や準備をしなくて良かった事が

思い起こすと沢山あります。

例えば、「出産準備リスト」なるものが巷に溢れていますが...

「あー、哺乳瓶とか健太さんいるなら生まれてからでいいよ。赤ちゃんがこだわり派だったり、玲子さんの母乳の出具合でも使うかどうか、変わってくるだろうし。産まれてから見てオススメな哺乳瓶があったら伝えるし、赤ちゃんに最初に必要なものはオムツと初着くらいかな...」

...ね。言われてみればその通り(笑)

ウキウキして買うか選ぶのも楽しいんですが、

産まれてきた赤ちゃんとのコミュニケーションなしに

助産師さんに「お産の前に買っておいたほうがいいですか?」

って聞いちゃってたんです(笑)

何気ないやりとりですけど、私たちと会話をしてくれている。

こう言ったやりとりで

私たちはかなり心が軽く穏やかに

お産を迎えることができたと思います。

知らないことを知らない、

わからないことをわからない、

素直に話すことで

助産師さん達が持つ経験と知識から

私たちに合った(私たちのことを思った)

対処を伝えてもらえる。

一般論でやり過ごされる対応と大きな、大きな違いです!

一般論で当てはまるほど、人は単純じゃないんです。

そんなこと当たり前だと言わんばかりに

自然に、さらっと

私たちに気にもかけさせず

寄り添い続けてもらっている。

この関係(信頼)があるからこそ、

身体を生命をお任せすることができるのだと思います。

そういったやりとりが、もしシステム上できないのなら、

(時間が足りない、担当が決まっていないので一人の妊婦さんだけにべったり関わっていられない...など)

そのシステムは何のために存在しているのか

見つめ直す必要があると思うんです。

システムの見直しには関わる人(お産の当事者たちと携わる人たち)、

双方の意見がないと今と変わらないと思うんです。

そう、どんなサポートを求めているのかを伝える事と

どんなサポートができる人たちなのかを知ることが必要です。

ちょうど先日、「助産師さんの活動についてまとめた動画ができたよ~」と

お知らせいただいたので

この場を通じてご紹介。

是非、観ていただいて

自分は(自分たちは)

どんなサポートを望むだろう

と、考えたり

誰かと話してみてください。

このような動画が出来ました。

お知り合いへの転送も大歓迎ですので、どんどんお願いします‼️助産師のことを少しでも多くの方に知っていただき、幸せなご家族が増えることを願ってやみません。

助産師紹介Webサイト

https://www.midwifejp.com/

助産師紹介動画 (YouTubeアドレス)

https://www.youtube.com/watch?v=u-QSCwZZ010&t=8s

つづく...


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