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私たちのお産12 ‐つわり‐


春の便りがあちらこちらから感じられる時期になってきましたね。

久々の「私たちのお産」は「つわり」について。

この言葉を聞いて、どんなイメージを思い浮かべられますか?

身体のことについて「医学的」だとか、

「科学的」だとか、

「エビデンス」だとか…証明されていることが求められる昨今。

その中において、未だよくわかっていないひとつが「つわり」なのではないでしょうか。

妊娠初期のつわり。

妊娠したという事実を心身共に実感する大きな変化とも言えるかもしれません。

と、同時にパートナーや近くにいる人たちは

妊娠の事実は認識しているけれども、

目の前のパートナーの変化が目に見えるほど大きなものでない限り、

どうしたらいいのか...

本人もパートナーも戸惑う中...

経験者達は語る。

「つわりの時期だけよ。治まっていくから!」と。

そうは言っても、

確かに感じる身体の変化。

逆に変化を感じられないことも不安に感じたり..

その不安や戸惑いの中

いつもと違うリズムの身体に

いつもと同じリズムで進む(ように感じる)日常。

つわりの真っ只中にいると

「こんなにしんどいのに赤ちゃんは大丈夫なのか...」

「いつ、つわりは治まるのだろう...」

一度よぎると、ぶわっと不安の波が押し寄せてきます。

ましてや妊娠初期なので先が思いやられるように感じる方もおられます。

私自身、「つわりは軽かった」と話していますが、

如何せん初体験だらけの妊婦さん生活。

思い起こせば、

「あ~、あれがつわりだったんだろうな~」と。

先ほどの経験者達は語るのゾーンに仲間入りかもしれません(笑)

しかし、身体の変化に不安や嫌な感覚を抱いたり、

「どうしたら不快感が取れるだろう?」と思案したり

ピラティスで動きながら調整したりしていました。

総じて「よく聞くつわりのしんどい状態」ではなかったので、

「軽かった」と思っています。

そう感じることができて

心身ともに余裕が持てたのはいくつかの要因があります。

ひとつは

助産師さん達の存在です。

助産師として気にしておいてほしい事を

時期に合わせて、

私とパートナーの歩調に合わせて

話してくれていたこと。

そして、いつもの事ですが

助産師さんそれぞれの体験談も交えて

私たちに気負わせる事なく、

ざっくばらんにコミュニケーションを

取り続けてくださったこと。

そして、今回のブログで取り上げたいのは、

一番近くに居てくれたとても力強いパートナーの事です。

そう!! パートナー 健太さんの登場です!

自分で何かする気力が湧かない時、

はっきりとした不快感とまではいかないけれど、

どんより重たい停滞した感じがある時、

特定のパーツからメッセージを受け取った時、

なんとなく不穏な感じを得た時、

「よろしく」

と、気になった時に身を委ねて

オステオパシーを受けることができたことが

お産までの身体の変化を楽しみながら観察できる余裕に繋がっていました。

もちろん、パートナーとして彼が

寄り添ってくれた存在感もかなり大きいです。

しかし、私のパートナーはどんな変化が起きているのか

少年のように目を輝かせて

「どんな感じ?」と、嬉しそうに

オステオパスとして関心を大きく寄せてくれていました(笑)

(何なら実験台のように、色々試されました(笑))

オステオパシーで

つわりに付随して起こった身体の閉塞感を取り除いてもらったり、

お産に向けて変化していく身体の調和をチェックしてもらっていました。

医療機関でも

つわりの程度を

個人差という言葉で片付けられることが多いように思いますが、

そもそも同じ人間は存在しない上に、

同じ状況の方もおられないわけで...

そういう時だけ都合よく

「個人差」という言葉が出てきて、

コミュニケーションに終息を迎える...

RKのふたりは

そういう時こそ

人(相手)をちゃんとみて

向き合い、寄り添う人達に

出会えたからこそ思うことがあります。

そして私自身、私たちのお産を通して感じた

オステオパシーとピラティスの

持つ力と可能性を

私たちの視点で提供していきたいと考えました。

既に活用して頂いている妊婦さんに

「もっと告知をしたら、もっと活用できる人たちが増えると思う!」

とのアドバイスを頂きまして...

(...するつもりがなかったわけではないのですが、嬉しいお声をたくさん頂いて、後押しになりました。)

おいおいホームページなども更新していきますが、

ブログ内で一足早く告知ということで。

一番最後に載せてます。

助産師さんとの交わりを通して得た

心の余裕。

オステオパシーとピラティスから得た

身体の余裕。

(閉塞感からの解放...とでも言いましょうか。)

心身ともに余裕がある事で、

決して同じ日は繰り返されない日常の営みを

不安や懸念で押し潰されそうな一日ではなく、

変化を楽しみ、より良くなるように

自ずとはたらきかけられるような一日として

新鮮な気持ちで妊婦さん生活を送ることができました。

妊婦さん、産婦さんだけでなく、

パートナーやご家族も

そんな人たちがもっともっと増えていきますように。

 

<お産サポート>

対象 : 産前•産後(6ヵ月まで)の妊産婦さん、およびご家族

オステオパシー ¥3,000

ピラティス ¥3,000

両方セット ¥5,000

※詳細はお問い合わせください。


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