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足首の怪我は事故みたいなもの


フィギュアスケートの羽生結弦。

足首を負傷しながらも、

試合に出る。

怪我をしながらも...

みたいな価値観も

いい加減どうにかならないかとは思いますが。

インタビューのなかで本人が、

右足首はもろい。

事故みたいなもの。

という発言がありました。

オステオパシーのように、

全身の統合を目指すことを

考えると、

この発言は少々いただけない。

生き物の細胞は、

ひとつひとつが、

独自にはたらき、

それが命を形成するように、

協力しあっている。

筋肉や、骨なんかも、

細胞が構成要素のひとつになる、

では、

ある組織の一員として、

「あいつはもろい」とか、

「事故みたいなもの」とか

言われたら、

やる気なくしますよね。

足首も同じだと思います。

もろいとか、使いにくいとか

思っていると、

やはり、

そういう使い方になってしまう。

全体としてどうはたらいてもらうのか。

身体のパーツひとつひとつまで、

はたらきやすい環境を作ること。

孤立した状態が長く続くと、

将来的に別の場所の

不調につながります。

オステオパシーは

孤立した部位を

全身に再統合するという

目的があります。

身体の構成要素一つ一つに

気持ち良くはたらいてもらう。

そんなイメージを持ってもらえたらと思います。


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