私たちのお産 8 ‐自宅出産という選択肢‐


私たちは宮川さんとの初対面に向けて

定説や所謂、通常の枠や型にはめた

教科書的なコミュニケーションではなく、

「私たち」とコミュニケーションを取ろうとしてくれる

=信頼できる、関係を築いていきたいと感じるか

かどうか、が「大きなポイントだね。」と、

ふたりで確認していました。

私たちのお産、

やはり一番は「元気に産まれてきてほしい」ということ。

そのための準備はどうしたらよいのか…

何に気をつける必要があるのか…

身体の変化、心の変化はどのようなものか…

不安な場合はどうしたらよいか…

どの専門家に頼るとよいのか…

時代の変化で、変わることと変わらないことは何か…

挙げていくときりがないですが、

たくさんのことが妊娠を認識したことを

きっかけに気になるようになります。

妊娠して改めて感じたことですが、

普段だったら些細だと思うような事でも

とても不安に感じたり、

心細い思いをしたり、

どうしたらよいかわからなかったり、

特に自分の中に新しい生命が宿っているという

実感が湧きやすいお母さんはより敏感になっているように思います。

頻度やタイミングは異なれど、それは

パートナーやお父さん、家族も同じだと思います。

そんな時、ひとりで抱え込まず聞くことができる、

話すことができる、

そういう相手が「お産」についてよく知っている人だったら…

ネット検索とは比べものにならないぐらいの

安心や自信、教訓を得ることができると思うんです。

(「自信を持つ」、「安心を得られること」

とても大事なことだけれど、今一番欠けている部分だと感じます)

お産に限らずですが、

言葉だけが独り歩きしていることが多いです。

要は言葉は知っているけれど、実際はどんなものなのか、

よく知らない事本当にたくさんあります。

私たちのお産でいうなら、

・会陰切開

・バースプラン

・自宅出産

今までのブログで出てきたキーワードだとこの辺りでしょうか。

(そもそも「お産」について想像がつかない事が多かったですし、

それこそ医療ドラマなどのイメージが強くて、

勝手に思い込んでいる節もありました。)

イメージは持っているけれど、

実際、専門家はどんな判断をしているのか、

本当に必要な事はなにか、

私たちの大事にしたい事が、専門家の仕事に影響することはないか、

逆に専門家のセオリーが私たちの大事にしたい事を壊すことはないか、

様々な事を想定していくと、すべてを知ることは難しいし、

その必要があるわけではないのだけれど、

不安に思った時、なぜか足がすくんで立ち止まってしまう時、

「しょうもないこと」だと思っていても気になる時、

コミュニケーションをとれる相手が、

パートナーや家族だけでなく、

専門家だったらどうでしょう。

今回はお産の話なので、お産の専門家ですね。

それは助産師さんだけでなく、

産婦人科医さん、時には

胎児外科だったり、新生児外科のお医者さん、

看護師さんや検査技師さん、

麻酔科のお医者さんだったり、

お産に向けて、もしくはその後、

私たちオステオパスやピラティスのティーチャー、

鍼灸師さんや、ドゥーラ、ハーバリスト…

これまた挙げていくと沢山になってしまいますが、

それぞれの専門職が

それぞれの知識や経験、感覚、技術をフルに使って寄り添うのは

お母さんやお父さん、パートナー、赤ちゃん、周囲のご家族なわけです。

むしろ「相手(人)」をみていない専門家は

どれだけ知識・経験・技術を持っていたとしても

ただのベルトコンベアで流れ作業をしているのと変わらないのです。

(余談ですが、ベルトコンベアに例えるのは

「あなたはティーチャーですか?それともベルトコンベアですか?」

というピラティスの先人、私の好きなイブ・ジェントリーさんの言葉からお借りしました。)

そんな専門家・プロに身体や心を託すことはできるでしょうか?

私たちの答えは…

「NO」でした。

宮川さんと話して、私たちは自分たちの先入観によって、

選択肢を狭めていたことに気づきました。

「専門家に聞いてよかった。」と改めて感じられたことも

マザークラスで打ちひしがれていた私には嬉しかったです。

そして、宮川さんの人柄に惹きつけられて、

私の心の中では即決でした。

あとで、パートナーとも話して確認しましたが、

お互い宮川さんの話を聞きながら、

「この人にお願いしたい!きっとパートナーもそう感じている!」

と話を伺っている最中にそれぞれ確信していたみたいです。

宮川さんは最初から

「じっくり2人で考えてからの返事で良いよ。」

と、言ってくれていたので、

一旦、2人で家族のことも含めて

見直してから改めて返事をすることにしました。

スピード感が大事なこともたくさんありますが、

私たちが懸念していることや

テンションが上がって舞い上がってしまうこと、

などなど… 

私たちの「今」をみて、

じっくり考えを寝かせる時間を

作ってくださったことも

今、振り返るととても嬉しかったです。

「私たち」とコミュニケーションを取ろうとしてくれる

=信頼できる、関係を築いていきたいと感じるか

という私たちの宮川さんとお会いする際の

大きなポイントに対して、

宮川さんは

「寄り添う」という言葉で

返してくれました。

彼女の眼差しや姿勢は「私たち」の話を聞こう

というオーラが溢れていて

私たちに興味関心を持って、

質問、相槌、言葉をくれている、

そんなふうにしか感じられない贅沢な時間を過ごしたのです。

身体への触れ方や接し方。

何より、「私」や「お腹にいる子ども」

そして忘れられがちですが、

「私のパートナー」のこともちゃんと見て接してくれている。

本当にそれまでの健診では感じられなかった

贅沢な時間でした。

初めての時間を共有した時に宮川さんから頂いた

言葉で印象に残っているものをいくつか…

お母さんには産むチカラがあり、

  赤ちゃんには産まれるチカラがある

「お産」は、日々の営みの流れの中に存在する

「産み・育ち・育てる」というのはまず自分自身を大切に営みを続けていくことから始まる

主役は妊婦とその家族

今日は長くなりましたので、このあたりで…

つづく…


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