私たちのお産7 ‐遂に登場!‐


前回のブログで書いたように、マザークラスで私は衝撃を受けたわけです。

同時にそれは、悲しくショックなことでもありました。

どの世界でも業界でも、同じカテゴリーに属する人たちの

モチベーションや考え、アプローチが異なることは

認識していたつもりでした。

が、やはりどこかで「腕一本で勝負する」と器具や薬ではなく、

自分の手と目、感覚などすべてをフルに使って

相手に向き合う仕事のひとつであると「助産師」さんに対して

かなりの期待をしていただけに、

マザークラスを担当してくれた彼女の

「医師に丸投げ」な言動は、

助産師さんの存在意義とは何なんだろう…

と感じざるえなかったんです。

医療介入によって、たくさんの生命が救われてきたことは事実です。

しかし、そこには「必要か否か」見極める

プロの目があったはずなんです。

いつの間にか医療介入ありきのお産になっていることは、

私としては嫌だと思っていたし、

「お産」は治療、加療が必要な「疾病、疾患」の部類なのか?

と、疑問に思っていたことも、

彼女の言動に不信感を抱いたひとつの要因かもしれません。

しかし、私もパートナーもお産に対しての考えはそうでも

「自宅」でのお産に対して、どこか先入観を持っていたことは否めません。

「正常なお産」というものがどういうものなのか、

想像もつきませんでしたし、

身体の反応は時にどう出るか……予想なんてできないことが多々あります。

だからこそ、

「担当が誰になるかわからない」

「信頼できるスタッフがいない」

ところでのお産は、

「たとえどんなに最新設備と凄腕の医師がいても嫌だ。」という結論に至り、

もう一度「私たちのお産」について見つめ直すことにしたんです。

いよいよ運命の出会いに近づくわけですが……

実は最初のお産の場所選びでも、

一度候補に挙がった方だったんです。

Facebookに載っているその助産師さんのカバー写真が、

なぜか目に留まって気になっていたんです。

彼女は、開業助産師さんで、拠点を設けてはおらず(今後に期待!)、

自宅でのお産を介助してくださる開業スタイルとのこと。

けれど、「自宅出産って、あんまり聞かないから大変そうな気がする…」

と思ってファーストチョイスからは外したんです。

今思えば、変な話ですが、先ほどの先入観ですね…

医療介入が当たり前でない頃は助産師さん達(なんなら家族や地域の方)による

手のみで、医療施設ではないところでお産をしていたのに、

最近の医療介入ありきのお産しかイメージになかったので、

むしろ「特別な」お産のイメージを持っていました。

しかし、大切な生命を迎える準備!

「これは何かのご縁かも!」と、とにかく

コンタクトを取ってみることにしました。

電話をかけると、確か出先で受けてくださったのだと思います。

時間を合わせてもう一度ということになりました。

電話口からは優しいトーンの声が聞こえて、

どんな方かドキドキします。

仕事の合間に再度電話。

近くのクリニックで受診していること、

予定日、

会陰切開の話から派生してそのクリニックでお産をすることに躊躇いがあること、

「自宅出産」について話を聞いてから「選ぶ」か決めたい、

バーっと悩みを話したように思います。

電話の向こうから

「一度お話にいきますね。」と、

とても優しく、けれど力強く返答がありました。

……仕事を終え、自宅に戻り

「既に良い出会いがあった気がする!!」

と、はしゃいで伝えた気がします(笑)

……そして、やはり緊張するものですね(笑)

いよいよお話を聞かせていただく日が来たわけです。

インターホンが鳴り、扉を開けると

「はじめまして~」

髪をすっきりと束ねて優しい笑顔の

開業助産師 宮川 友美さん(海(まある)助産院)が立っておられました。

目に力がある。芯があるというのでしょうか、

意志を持つ、肝が据わっている……どんな表現がぴったりくるのか

私のボキャブラリーでは伝えきれないですが、

優しい雰囲気の中に覚悟があるような、

奥深く、周囲を優しく包み込む雰囲気を纏っている素敵な印象でした。

パートナーと赤ちゃんと私、そして宮川さん。

…何時間話したでしょうか。

あっという間に時間が過ぎました。

つづく…


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