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私たちのお産 5 ‐バースプラン‐


私たちのお産 3でも綴った

「お産」がどのように進むのか、

どういった変化が「危険なサイン」なのか、

「何に」気をつけたらいいのか、

わからない・知らない状態で過ごす不安。

特に妊娠初期は身体や先々についての不安が大きいと思います。

以前の職場で同僚の方が妊娠されて、

初期につわりがきつく、とても辛そうな中、

吐きながらお昼ごはんも食べられずの状態で

それでも仕事をしに来られていました。

その時の職場には「産休」というシステムがなく、

(まがりなりにも病院なのに「そんなのありか⁉」と思いますが…)

あったとしても、「産休」として認められるのは、

ほとんどの場合が「お産」に近づいた

8か月頃から、…こういった所にも

選択肢の柔軟さがもっと必要に感じます。

早速、逸れちゃいました(笑)

そう、確か10週目の受診の時に

「予定日確定したし、里帰り出産する?

そう。しないなら、早めに予約押さえて

バースプラン、書いて持ってきてね。」

と、用紙を渡されたんですね。

ふたりして「・・・」

「どないせーっちゅうねん。

経験もないもんにどんなことが

出来るか知らんもんになにを書けと…

『元気に産みたい』って書く?」

…これはいかがなもんでしょう。

それこそ

「慣例に倣って、一応昨今のニーズとやらに応えてますよ」

ってことでは、ないでしょうか。

そもそも、そこに産院、医師、助産師と

妊婦とその家族のコミュニケーションがないことが

「お母さん」って名前が増えた“私”の存在って何?

という状況を作っている大きな要因ではないでしょうか?

結局、私もパートナーもネット検索に走ったわけです。

しかし、その中に書いてある情報を鵜呑みにして、

通っている産院の特徴とか、

医師の「お産」に対する考え方を

知らずしてバースプランを書くのは、

「違うな」と感じて、

次の健診で「聞いてみる」ことにしました。

そして12週目。

2週間ぶりの健診で医師に

「お産の流れがそもそもちゃんとわからない。

・どんな選択肢があるのか、

・出来ることなら『会陰切開』はしたくないのだけど、

そのあたりを先生(医師)がどう考えておられるのか、

・『会陰切開』予防のために今からできることや気をつけることがあれば、

教えてもらってからバースプランを提出したい。」

このような旨を伝えました。

すると、医師から

「バースプランの提出は後でいいから、予約だけ押さえて

マザークラスに来なさい。助産師が丁寧に説明するから。」

健診の日からちょうど1週間後に

マザークラスがあるとのこと。

とりあえず、受付で言われた通りに

「予約」だけ押さえて、

「マザークラス」の予約をして帰りました。

つづく…


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