今は何かと言うと、病院に行く人が多い。
それだけお医者さんに対する信頼が篤いのだろうけど、
その信頼を少しでも自分の身体に向けてみてはと思う。
繰り返しこのブログでも書いてはいるけれど、
人には自分の力で自分を治そうとする力がある。
むしろ極端に言えば、
自分以外に自分を治せる人はいないとも言える。
薬を飲もうと、手術を受けようと、
自分自身に治す力がないとすれば、
やはり治るということはない。
また極端なことを言えば、
死んだ人の傷口を、縫い付けたとしても、
糸を抜いてしまえば、傷はそのままだ。
でも生きた人であれば傷は塞がっている。
同じようにお医者さんに縫ってもらっても、
死んだ人と、生きた人では、
結果がまるで違う。
手術は何かを治すために、わざわざもうひとつ怪我を負うこと。
つまり手術の傷は自然に治る力を頼りにしている。
薬も同じことで、
薬には症状を抑えることしかできない。
症状を抑えたとしても、
自分の身体の防御機構がはたらかないことには、
根本的な治癒にはならない。
生活習慣病なんかの薬も同じ事。
いくら薬で数値を抑えても、
食事や栄養、睡眠など、
自分の生活を省みないと意味はない。
病院に通っているから、
整体に通っているから、
先生が何とかしてくれる。
先生はなんとか助けになればと、
一生懸命になってくれるだろう。
でもそれだけ。
最後は自分の治る力に頼るしかない。
先生は助けにはなってくれる。
でも一番活躍するのは、自分の身体。
この考え方はとても大事。
まずは自分の身体に対する信頼を取り戻すこと。
これはうちの娘の写真。
寝る前に撮ったもの。
首が赤くなっているのがわかる。
これは翌朝すぐに撮ったもの。
赤みはほとんどなくなっている。
何をしたのかというと、
実は何もしていない。
ただ寝て、起きただけ。
うらやましいほどの治癒力。
顔をひっかいてできた傷なんかも、
一日あればすっかりきれいになっている。
人は本来このような力を持っている。
持っているのに使わなくなったり、使えなくなったり。
施術なり、なんなりで、介入できるのは、
この治癒力がはたらけるように助けることだけ。
あなたの不調を取り去ってくれる
ゴッドハンドやスーパードクターをいくら探したとしても
絶対に見つかりません。
繰り返しになりますが、
人が外からできるのは、サポートするだけであり、
治すのはあなた自身だからです。
自分自身の力を信じることができたなら、
病院や治療院などとの関わり方も変わります。
自分の身体との関わり方も見えてきます。
そうなると今までとは違った健康の形が見えてくると思います。
病院で検査する数値や
健康のためならなんでもできるという姿勢。
これが本当に健康でしょうか。
RKで提供している
オステオパシー、ピラティス、アーシング、
どれも自分の身体に対する信頼を
取り戻そうとする作業でもあります。
少しの変化でも、身体は大きく変わります。
それだけの力を身体は持っています。
それを実感してほしいんです。
それが今抱えている不調や不安を
解消するだけではなく、
将来にわたっての健康を考え、
自分自身と向き合うことに繋がると思っています。