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健康のために知っておきたいこと


今日は前回の続き。

前回自分の身体の治る力を信頼することを書いた。

それが健康への近道であるとも思う。

テレビで健康というと、

○○健康法みたいな方法論が多い。

でもそれを100%実践して、

自分は健康だと言い切れる人はどれくらいいるだろうか。

恐らく0に近いのではないかと思う。

今は自分の身体よりも、

病院を信じる人が多い。

自分の身体の今の状態を、

検査の数値に依存しているような状態。

ダイエットしたいと言っている人は、

体重が大事なのか。

それとも見た目が大事なのか。

これを考えると、

見た目ではなかなかわからないから、

変化を知るために、

体重という数値を気にしている。

こんな状態ではないかと思う。

でも本質的には、

何か月で何キロ痩せたとかではなく、

見た目がどう変わったという方が大事だろうと思う。

これと同じで、

検査の数値よりも、

自分の感覚で、身体がどうなのかの方が

重要だと思う。

そもそも健康とはなにか。

WHOは

病気でないことが健康ということではない

と言っています。

つまり

検査の数値に問題がないから健康だ。

って考えるのは違いますよ

と言っている。

そして、WHOは

肉体的、精神的、社会的に良好な状態と言っています。

ここからは個人的な意見。

病気でないのが健康ということではないなら、

病気であろうと健康でいることはできるということ。

つまり、

身体に不調があろうと、

精神的な不調があろうと、

健康でいることは可能である。

ということは、

○○病ですと診断されても、

健康でいることはできるし、

腰が痛いなと思っていても、

自分は健康なんだって言っても良いわけです。

簡潔に言うなら、

健康かどうかは自己判断ということ。

社会的というのは、

周りの人との関係性であったり、

社会とのかかわり方。

そしてWHOの定義に、

一時期、霊的にも良好な状態と

加えられるのではないかと言われていました。

霊的っていうとわかりにくいですが、

個人的には、

人生の目的とか、尊厳とか

そんなイメージで捉えています。

そしてこの考えが一つカギかなと。

霊的を

人生の目的と考えても良いし、

自分の心が踊る、ひかれるものと考えても良い。

日々の張り合いでも良いだろう。

たいそうだと思うなら、

そんなに大上段に構えなくても、

スキーがしたいとか

自分のしたいことと思っても良い。

肉体的、精神的、社会的なリソースを使って、

自分のしたいことをする

これが健康な状態でないかと思う。

今の身体の状態、心の状態、人間関係を考えながら、

スキーに行っても良いかなと考えたり、

行くための準備をすること。

膝が痛いけど行けるかな。

ストレス発散にスキーしたいな。

あの人とスキーに行くのは…

なんてことを考えながら

総合的にみてスキーに行くか決める。

この営みに充足感があるのなら健康と言える。

そして

肉体的、精神的、社会的、霊的なリソースを整えるための

行動が健康法にあたる。

4つのバランスを考えずに、

健康法にばかり囚われてはいけない。

健康のためにと

食べたくない食べ物ばかり食べていると、

肉体的には良いかもしれないけど、

精神的には良くない。

それを周りにもすすめていると

知らず知らず社会的な部分でもマイナスになっているかも…

そして今見たように

この4つの要素は

互いに削り合うことで、充足されることが多い。

人間関係をよくするために、

気をもむこともあるし。

スキーに行って怪我をすることもあるだろう。

でもできるだけ、

4つのバランスを取りながら

その総量を増やして行くことが大事。

こう考えていくと、

健康のことは病院に、治療院にお任せ。

という姿勢。

どう思いますか?


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