慢性痛の原因は脳にあった


5/9のガッテン。

慢性痛の根本原因は脳にあったという内容でした。

慢性的な身体の痛みは、

脳の中にある扁桃体の過剰な興奮で、

側坐核のはたらきを高めることで

痛みを抑えることができる。

ということでした。

番組内で新発見!

と言っていましたが、

同じNHKの番組で、

3年ほど前に、

腰痛の新原因ということで、

この脳のはたらきについて放送していたと思うのですが…

そのあとも

筋膜だ

ハムストリングの硬さだ

トリガーポイントだ

などなどいろいろ新原因と謳っていましたが。。。

この変わり身の早さが

慢性痛の蔓延に一役買っているとすら思えます。

脳の扁桃体を考えるとき、

痛みに対する不安や、

痛みに対する過度なこだわり

こういったものは扁桃体の暴走を招きかねません。

なんでこんなに痛いのか。

どうしたら良いんだろう。

あの人は良くなったのに私は良くならない。

こんなことしたら余計痛くなるのでは。

こんな感じで

寝ても覚めても痛みのことばかり考えていると、

なかなか良くなりません。

そんななかテレビで

あれが原因、これが原因と言われて

いろいろやったけど良くならない。

私の身体はそうとう悪いんだ。

そう思ってしまうのも無理ありません。

脳の側坐核をはたらかせ、

扁桃体の暴走を抑えるためには、

自分の身体は悪いという思い込みを捨てること。

自分のやっているこの対処法(治療や体操など)で良くなるという期待を持つこと。

痛みのことばかり考えない。

日々張り合いのある生活をする。

こういったことが大切になります。

また、番組では

患部に問題がなくても、

扁桃体は暴走し続けると言っていましたが、

それは少し疑問が残ると思います。

医学的な問題というと、

骨の変形や、損傷を言うことが多いですが、

そもそも変形なんかでは痛みが出ないので、

前提にしている問題が間違っている可能性があります。

慢性的な痛みでも、

マッサージしてもらったら、その時だけでも

痛みが無くなることがあると思います。

やはり患部にも何らかの組織の問題があるために

瞬間的であっても、痛みが無くなるのでしょう。

何が言いたいかと言うと、

本当の原因は患部でも脳でもなく、

どこか別の部位にあるということ。

いつも言っているように、

その本当の原因を探して施術するのがオステオパシーです。

もちろん扁桃体の暴走を止めることは必要です。

それに加えて患部に異常を起こしている部位を元に戻すことも絶対に必要です。

慢性痛に警報装置の役割はないと言われていますが、

そんなことはありません。

たまたま痛みとして出ているだけで、

放置しておくと、内臓の病気に発展していくかもしれません。

「そんな状態を放置してはいけないよ」

と教えてくれているのかもしれません。

「抑うつ的な気持ちになっているよ」

と教えてくれているのかもしれません。

そんなときに

「痛い痛い」と痛みばかり気にしても

身体は喜びません。

最近の健康ブームも同じ構造に思います。

「健康になりたい。健康になりたい。」

と思い、いろいろあがいても健康にはなりません。

日々の生活に張り合いを持つ。

そのために身体にできることはなにか。

そういう姿勢の方がよっぽど健康なんじゃないかなと。

身体の発するメッセージ、しっかり耳を傾けたいですね。


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