今日はNHKの「人体」シリーズの腸について。
恥ずかしながら、
録画し忘れて、再放送にて見ました💦
内容は腸は免疫やアレルギーに関連しているというもの。
腸内フローラというものが注目を浴びていますので、
聞いたことがある方も多いかと思います。
腸の中には腸内細菌と呼ばれる菌がいて、
その数はなんと100兆個。
ヒトの細胞の数が60兆個。(最近は38兆個?と言われてるとか…)
なので、自分の細胞より腸の中の細菌の方が多いことになります。
それがどうのように免疫と関わるのかというと、
細菌を腸の中に取り込み、
免疫細胞に敵であると認識させることで、
免疫を高めているそうです。
そして、気になるアレルギーとの関連はですが、
そもそもアレルギーは免疫系の暴走であり、
免疫にブレーキをかける、Tレグという細胞のはたらきが悪くなっている
ということです。
ブレーキが効かない=免疫が暴走するということですね。
そしてTレグを作るのに一役買っているのが、
腸内細菌の一つであるクリストリジウム菌だそうです。
このように腸でできた免疫や、ブレーキ役のTレグは、
血流によって全身に運ばれます。
腸と免疫、アレルギー。
一見すると関係ないように思えるのですが、
このような感じでつながりがあるようです。
ではどのように腸をケアすればよいか…
やはり腸に出入りする血管や神経の流れを妨げないこと。
血流が十分でなければ、
免疫が訓練を受ける場所に辿りつくこともできません。
腸に十分に血流を届ける。
これはオステオパシーが担える部分です。
他の整体ではなかなか内臓まで扱うことはありません。
そして何より食事が大事であることは言うまでもありません。
番組の中では食物繊維を多く取ることがすすめられていました。
それも大切ではあると思うのですが、
同じ番組内で出ていた
全身に強いアレルギー症状のある体操選手は、
ほとんどブロッコリーしか食べていないということ…
なにか他の要因によるのではないかという思いがします。
個人的な考えでは、
農薬や添加物など、人工的なものによっても
影響を受けているんじゃないかと思っています。
日々施術している中で、
腸が硬い方はとても多いように思います。
こうなるとアレルギーだけでなく、
腰痛なんかも起きることが多いです。
アレルギーや腰痛でお悩みの方、
一度オステオパシーで身体のケアをお薦めします。
次回はガッテンでも食物アレルギーについて放送していたので、
それについて書こうと思います。