遺伝だから治らない?


京都市北区 鞍馬口 OSTEOPATHY and PILATES RK(オステオパシー&ピラティスアルケー)

爲澤健太です。

前回は細胞が集まり、人体を構成しており、

思考や言葉が細胞に影響を与えるとお伝えしました。(前回の記事はこちらから)

今日はよく聞く「遺伝だからしょうがない」を検証してみたいと思います。

遺伝だから…という考えの根底には、

DNAが私たちの性格や顔つき、運動能力、病気のかかりやすさ、寿命、

はたまた、辿る運命まで?を規定し、わたしたちはそれに抗うこともできない。

という考えがあるように思います。(多少言い過ぎかもしれませんが💦)

確かに遺伝してしまう病気と言うのはあります。

でも普段クライアントさんと接していてよくあるのが、

遺伝も原因のひとつに過ぎない病気にもかかわらず、

遺伝の責任にしてしまっているということです。

一時期はすべてのDNAを解析すれば、どんな病気にかかるかがわかる。

と信じられていたこともありました。

DNAは細胞の中タンパク質をつくる設計図です。

つまり、細胞のはたらきをつくるものと言え、その細胞の集まったものが身体です。

身体の中には10万種類以上のタンパク質があるのですが、

そのタンパク質の設計図であるDNAはそれと同数か、それよりも多いと考えられていました。

よってDNAの全てを解析をすれば、身体のことがわかり、

さらに病気のこともすべてわかると期待されていました。

しかし、解析が進むと、どうやらヒトのDNAの数は2万5千個ほどしかない

ということがわかりました。

さらにこのDNAの数をマウスと比べてみると、ほぼ同数であることもわかりました。

これでは病気どころか、ヒトの複雑な思考や行動のパターンなどを

DNAから理解することは難しくなりました。

そこでエピジェネティクスという新しい考え方が出てきます。

これは遺伝子を超えたコントロールという意味で、

私たちを取り巻く環境がDNAのはたらきに大きく影響します。

染色体の半分はDNAであり、

もう半分はDNAのはたらきを調節するタンパク質になっています。

環境からの信号が、この調節タンパク質にはたらきかけ、

そして、調節タンパク質は、DNAを活性化したり、不活性にしたりします。

ですので、DNAが私たちの全てを規定しまっているわけではありません。

その環境に応じて活性化するものと、活性化しないものがあります。

ガンの家系に生まれたからと言って必ずガンになるわけではないんです。

ひとつのDNAが原因で発症する病気もありますが、それほど多いものではありません。

ほとんどは私たちを取り巻く環境からの影響で発症します。

私たちはその環境を変えることで病気にかかりにくくすことは可能です。

次回はもう一度、思考について考えていきたいと思います。


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