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今流行の筋膜を検証


京都市北区 鞍馬口 OSTEOPATHY and PILATES RK(オステオパシー&ピラティスアルケー)

爲澤健太です。

今日は今流行の筋膜についてです。

筋膜は筋肉を個別に包んでいる膜のことです。

最近はテレビや本などでこの筋膜に対してアプローチするのが大切だということをよく目にするようになりました。

筋膜リリースであったり、筋膜はがしであったり、筋膜ストレッチであったり、何かしら聞いたことがあるのではないでしょうか。

自分で試してみても上手くできない方や、なかなか効果が出ていないという方は是非最後まで読んでください。

この筋膜はオステオパシーでもかなり重要視しています。

でもオステオパシーでは筋膜だけを重視しているのではなく、“膜”そのものを大事にしています。

膜というのは、それが包むものによって名前が変わります。

骨を包んでいれば骨膜、心臓を包んでいれば心膜、筋肉を包んでいれば筋膜という感じです。

内臓であれ血管であれ神経であれ、人の全ての組織・器官はこの膜によって包まれ、お互いに繋がりを持っています。

このブログでもよく、“膜を介して”というような言い方をしますが、これはまさに、膜で全ての組織・器官が繋がっているからこそ起こる現象なわけです。

さて翻って筋膜リリース、筋膜はがし、筋膜ストレッチですが

筋膜が流行る前は、筋肉のコリが原因という話をよく目にしました。

テレビを見ていると、「筋肉が原因」から「筋膜が原因」に変わっただけかなという感じがしています...

(肩凝りの原因は、僧帽筋と肩甲挙筋という筋肉と言われるのですが、それが僧帽筋の筋膜、肩甲挙筋の筋膜に変わっただけでは...)

テレビではケアの仕方として、ストレッチのような体操が紹介されていますが、患部以外のところにテンションを感じて良いようです。

そのあたりは筋膜の繋がりを意識しているようですね。そのテンションを感じるところが癒着して、患部に負担をかけていると説明していました。

でもでも、これはやってみるとわかるのですが、少し身体の動かし方を変えれば、テンションのかかるところって変わりませんか?(もしわからない方はピラティスのセッションを受けてみてください!)

患部に負担をかけている部位があるというのはその通りだと思います。

でもそれが本当に患部に負担をかけている一番の原因かはわからないですよね?

なかなかそれを探すのって難しいんですよね。

遠く離れた思ってもみないところが原因のこともあります。 

自分で感じることができない一番の原因を見つけるのがオステオパシーなんです。

オステオパシーではその患部に負担をかけている膜のテンションを追っていくことをします。

それによってどこを治療すれば良いかを判断できるんです。

でも筋膜リリース、筋膜はがし、筋膜ストレッチで効果を感じられないという方は是非オステオパシーの施術を受けてください。

筋膜だけでなく、膜全体を診て、治療することができます。

自分ではわからなかった膜の制限を見つけて取り除くことで、不調の解決に繋がります。

でも「筋膜リリース、筋膜はがし、筋膜ストレッチで十分効果があるよ」

という方はぜひ毎日続けてくださいね。

同じ体操を毎日繰り返し行うことはとても大事なことだと思います。


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