京都市北区 鞍馬口 OSTEOPATHY and PILATES RK(オステオパシー&ピラティスアルケー)
爲澤健太です。
今回は整体や整骨院との違いに着目して、オステオパシーの紹介をしていきたいと思います。
オステオパシーのイメージとしてはオステオパシーについてをご覧ください。
まずは整骨院(接骨院と同じです!!)について簡単に説明させてください。
整骨院で施術するには柔道整復師という国家資格が必要で、
骨折、脱臼、捻挫、打撲、挫傷の急性外傷であれば、保険を使って治療を受けることができます。
かく言うRKの爲澤健太と玲子もこの柔道整復師の資格を持っています。
ではなぜRKでは保険を取扱っていないかと言うと、先ほど言ったように急性外傷(簡単に言うと怪我のことです)にしか使えないんです。。。
なので、本来肩凝りであるとか、慢性的な腰痛なんかは整骨院の保険では治療できないんですね。
整骨院で怪我の治療をするときは、患部を冷やしたり、包帯やギプスなどを用いて固定することが多いかなと思います。
次にオステオパシーですが。
捻挫や骨折の治癒の過程で炎症が起こり、周りにある組織と癒着して動かなくなり、それが別の部位に悪影響が出ることがあります。
オステオパシーではこのような癒着を取り除くことで、二次的に身体の他の部位に影響が出るのを防いだり、すでに出ている何らかの不調が無くなる可能性もあります。
次に整体との違いです。
整体は整骨院のように法律で規定されているものではないので、きっぱりこうだ!ということはできないのですが、一般的なイメージで話をさせてもらいます。(整体師の先生、間違ってたらごめんなさい。)
整体で一番よく見かけるのは背骨矯正や骨盤矯正ではないでしょうか?
整体院のメニューとしてもこの二つはよく見ますよね。
肩凝りや腰痛などが、背骨や骨盤の歪みから来ていると説明を受けるのかなと思います。
そしてボキボキして(最近はソフト整体と言ってボキボキしないものも増えているそうです。)
矯正します。
一方オステオパシーでは、ただ闇雲に背骨や骨盤を矯正することはありません。
それは背骨や骨盤に歪みがあるとしても、なぜこの骨は歪んでしまったのかを考えるからです。
必ず骨でも他の組織との繋がりがあります。
先ほどの外傷の後の癒着。足首の捻挫でもほったらかしにしていると癒着が起こり、それが膜の繋がりを介して、背骨や骨盤の歪みになることもあります。
食生活の乱れで、お腹の内臓が緊張から、またまた膜の繋がりを介して背骨や骨盤の歪みを起こすこともあります。
例を挙げていくと切りがなくなるのでこの辺にしておきます。。。
このようなときは背骨や骨盤ではなく、それを起こした元の原因を治療する必要があります。
そうせず、背骨や骨盤の矯正をしても、元の原因を治していないと、結局また歪みがでてしまいます。
もちろん背骨や骨盤自体の問題で歪んでいることもあります。
その時にはじめて背骨や骨盤の矯正をします。オステオパシーでもボキっとする方法としない方法があります。(ここでボキボキではなくボキにしたのには理由がありますが、またの機会にします。。。)
RKでは主にボキっとしない方法で治療していきます。
ここで一度まとめますね。
まず整体と大きく異なるのは、オステオパシーでは“なぜそうなっているのか”を徹底的に探すということです。
目の前の現象に囚われすぎず、その原因は何なのかを突き止めます。
少し長くなったので、今回はこのあたりにしておきます。
次回もお楽しみに!!