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対処療法の危険性

対処療法では、腰が痛ければ腰を。

肩が凝れば肩を。

膝が痛ければ膝を。


マッサージしたり、薬を飲んだりする。


これには痛み=身体の悲鳴という視点が抜けている。


この悲鳴の意味を見ていきたい。


最近は誰もかれも心臓を中心とした全身の循環がとても悪くなっている。


本来、細胞で代謝された不要物は静脈やリンパに流れ、解毒され、交換され、やがて身体の外に排出されなければならない。


しかし循環の悪さが原因で、なかなか細胞の不要物が流されず、その部位にとどまってしまい、やがて炎症を起こすようになる。


それが腰で起こるか、肩で起こるか、膝で起こるか。



対処療法によって確かにその細胞が置かれてる環境に変化は起こせる。

それによって痛みがなくなることもある。


ただそこで考えてほしいことは、

全身の循環の悪さは放置されているということ。


残念ながら排泄まで含めた循環に関与する、

心臓や肝臓、肺、腎臓などそのあたりを

マッサージしても変わりはしない。

なぜならもっと他にもいろいろなメカニズムで制御されているから。


これにはある程度の知識と、技術が必要になる。

対処療法しかしてこなかった施術者やドクターには難しい。


そして放置された循環は関節の滞りではなく、内臓に起きればそれはやがて病気になる。

腫瘍なんかはその最たるもの。



「とりあえず痛みだけなくなればそれでいい。」

その考えはやがて大きな病気を引き起こす。



これが身体の悲鳴です。

メッセージと言ってもいいかもしれない。


これを無視しないこと。


人とのコミュニケーションと同じ。

身体の声を無視しないこと。



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