OSTEOPATHY and PILATES RK(オステオパシー アンド ピラティス アルケー)の爲澤(ためざわ)と申します。
私たちは皆、自分の身体の中に自分自身を治す仕組みを持っています。
身体の中の構造物が正しい位置にあり、それら全てが協調性を持って働けば、人の身体は自然と治癒に向かいます。
これを自然治癒力と言います。
昨今、この力が少しずつ失われ始めています。
なぜでしょうか?
”治る、治癒する”
ということにおいて、確実に言えることは、自分の身体を治せるのは自分の身体だけということです。
薬や手術こそが病気を治すと思い込み、自然治癒力という言葉は敬遠されるまでに至りました。
西洋医学は命の危機にあるとき、どうにか個体を生存させたいというときには力を発揮します。しかしその後の治癒には貢献できず、原因不明の病気や痛みは増え続けているのが現状です。
RKでは生命の危機に直面するよりももっと前に身体の感覚を養い、身体の基盤である構造と機能を整え、あなたの身体があなた自身を治癒に向かう手助けをします。
原因不明の病気や痛みでも、身体の状態を基盤に考えると、なぜ治らないのか?の答えが見えてきます。
オステオパシーとピラティスは単なる方法論ではなく、どちらもヒトの身体の捉え方=哲学です。
そのためオステオパシーもピラティスも幅広い病気や痛みに対処できます。
しかし、それだけでは十分ではありません。身体を蝕む要因(電磁波や大気汚染、添加物など)はそのまま変わりないからです。これらの問題は個人の努力ではどうにもならないものでもあります。
ですからオステオパシーやピラティスを受けて終わりにするのではなく、家に帰ってからご家族や友人、近隣の方々に情報をシェアしてください。一人で対処できない問題も、コミュニティや地域社会でそれぞれの知恵や技術を集めることで解決できる問題もあります。
またそれだけで十分でないものに関しては、もっと大きな自治体、国へと問題を投げかけていきましょう。対処できるものが増えれば、健康になるだけでなく、より住みやすい世界につながっていくはずです。
まずは識ること、感じることから。
爲澤 健太・玲子